束縛飼育とは
屋外にて愛犬に首輪をしてリードなどで繋げ、愛犬の行動範囲を極端に制限した飼育をされている方、
また、室内にずっと閉じこめたままの方、ケージ・犬舎に閉じこめたままの方は、【束縛飼育】について考えてみて下さい。
メリットとして、人間側が管理しやすい状況を作ることができます。
デメリットは、問題行動の多い子に育ってしまう可能性が非常に高いことです。
一日中室内のみ・繋がれたまま育つということは、極端に限られた範囲で起こることしか認識出来ず、
当然、他人・犬との接触も無いまま育つということですから、
他人を見ると【威嚇】【警戒】するのは当然です。「他人が自分に対して危害を加えるかもしれない」からなのです。
それは子犬期に他人と充分接触することができず、【人・犬】についての正しい知識を持っていないからなのです。
【人】という生き物に対して、どのように触れ合えば良いか解らず、その為に【警戒】し、【恐怖】に支配されて【威嚇】【攻撃】という具合に、行動を取ってしますのです。
人間は犬に対して危害を加えようとして近づいたのではなくても、犬にとってみれば、得体の知れない生き物が近づいてきたと思い、自分がしっかりと【人】について認識していないため、【警戒】するのは当然です。
ですから、時間があれば限られた範囲以外の環境に連れていき、色々な出来事を知識として身に付けさせ、愛犬の【認識力】を育てるような過ごし方をさせてみて下さい。
上の画像をご覧になればお解りのように、人や犬の多い公園を散歩させていても、リードをしていません。
それは、この子達に色々な経験をさせ、【認識力豊か】な子に育て上げたため、このように心に余裕を持った飼育しやすい子達に成長したためです。
【認識力】を育てれば、愛犬に心の余裕ができ、ゆったりとした理想の生活ができるはずです。
ホワイトシェパードの繁殖で得た知識
私達の所に、近所の子供達がやってきます。「遊んでいい?」「いいよ」
派手な歓迎をしますので最初はキャー!キャー!言っていた子供達ですが、次第に馴れていき、最後は「ボク(ワタシ)が散歩させる!」・・と、犬の取り合いになります。
やはり女の子は女の子、男の子は男の子を選んでいます。男の子は大きな男の子が好きのようです。女の子は大人しく落ち着いた女の子の方を選ぶようです。
子供達が「座れ!」と命令してもなかなか言うことを聞きません。ですから、「低い声で座れと言って」と言うと、その通りに「座れ」と命令します。すると一斉に座れをする子達を見て、子供達は大変満足しているようです。喜びいっぱいの顔で、
「ねえねえ、ワタシが言ってちゃんと座ったよ」と、とても嬉しそうです。
そんな子供達を観察していると、高い声で「キャー!キャー!」喜びます。いきなり走り出したり、飛び上がったり、追いかけたり、走って逃げたり、急に叫んだりと、次ぎに取る行動が理解出来ません。
そういった子供達と接する機会が多い子達ですので、当然の事ながら子供達に馴れてしまっています。
ですから、【子供】=【危害を加えない生き物】としてしっかりと正しい認識を持っています。
子供達はそんな犬達と一生懸命遊びます。犬達は体いっぱい使って遊んで貰える事を覚え、それが【子供が来た】=【嬉しい!】という風に認識するのです。
子供のとる行動として
犬を見つけ、1「犬の顔を見つめ」ついつい2「笑顔」がでます。3「両手を広げて」抱きつこうとします。
そうすると、犬は【威嚇】【攻撃的な態度】をとります。
これを犬の言葉(ボディーランゲージ)で解釈しますと、
何もしていないのに、1【目を見てきた】コイツ俺(私)に挑戦してきたな。2【歯を見せやがった】手を出してきたら攻撃するぞ!3【体を大きく見せやがった】挑戦してきやがったぞ!こっちも本気で闘ってやる!
・・・と、まあこんな感じで受け止めるのです。
まったく逆の意味になってしまっています。
ですから攻撃的な犬はいきなりガブリと噛みついてきたりするのです。気の弱い犬は恐怖に支配され、噛みついてくるのです。
「こんなはずじゃなかったのに・・・。」と子供は思うことでしょう。
当然と言えば当然の結果です。
ですが、私達の子達は、【子供】が【目を見てきたり、歯を見せたり、両手を広げ体を大きく見せる】行動を、
【子供がとる行動】として認識していますので、慌てたりすることがなく逆に喜びいっぱいで飛びつくかのような勢いで甘えに行きます。
しっかりと【人間に対しての認識】を身に付けているからなのです。
時折犬をお預かりします。
お預かりした子が犬嫌いな子であれば、一番年長で経験豊かな女の子を相手にさせます。
すると意外に落ち着きを取り戻すのです。
ですから、犬を怖がる子をお持ちの方や子犬を飼育し始めた方は、
まず最初に、経験豊かな優しく落ち着きのあるおばあちゃん犬探して遊ばせてみてください。
|