大型犬の屋外飼育
大型犬の屋外飼育の場合、敷地を囲むようにしてフェンスを張り巡らせるのが理想的です。
敷地いっぱいを囲まないにしても、ある程度自由に歩くことが出来るスペースを用意してあげることが大切です。
日光の当たる涼しい風が吹く場所に、夏の直射日光を避けることができるように、簡単な日よけを設置し、いつでも新鮮な水を飲むことができるように、大きめの容器を用意してあげてください。
その囲まれたフェンス内に、愛犬が寝る場所【犬小屋】を設置し、犬舎の中に犬舎を設けるようにすれば、宜しいかと思います。
太陽の光の当たる場所で過ごした子は、しっかりとした体つきの子に成長しやすいメリットがあります。
束縛飼育は避けて
【束縛飼育】について別ページで詳しく記載しておりますが、リードを繋いで行動出来る範囲を狭めた飼育は避けたいものです。
心身共に成長した子は、とにかく明るくて行動的な子が多いのです。
せめて敷地内は自由に行動出来るようにすれば、いつでも家族の所に自分から行くこともできますので、ストレスもそこまで溜まらないようです。
しかし、外の環境がどのようになっているか認識させる為にも、運動は欠かさず行い、色々なところに連れていってあげてください。
「敷地内だから広くて勝手に運動しているし、運動に連れて行かなくても良いだろう」と思われても、精神面での成長は屋外のことを充分に知っている子と比べると、かなり低いレベルでしか認識できませんので、できるだけ屋外に連れだして充分に認識力を高めてください。
季節ごとの飼育(夏)
ほとんどの犬が夏場には弱いですので、かならず敷地内に(犬が動き回る場所で)一日中日陰となり、涼しい風がふく場所を用意してあげて下さい。
熱中症にかかり、最悪な場合、死に至るケースがあります。
他にも夏場は細菌等が繁殖しやすいので、食事の後はすぐに食器を洗い、夏の暑い日差しがあたるように干してください。
まず中性洗剤でよく洗い流し、天日に干すとお薦めしているステンレス食器が非常に熱くなりますので、熱による消毒にもなります。乾燥消毒さらに紫外線による殺菌消毒と、知らず知らずにいくつもの消毒をおこなっている形となります。
あと、できれば湿気の少ない場所を選んで下さい。体温を下げる為、口を開き舌を出して体温調整をおこないますが、湿度が高いと体温の調整がしづらくなります。
それと、常に新鮮な水を飲むことが出来るようにしてあげてください。水も大きな容器に入れて日陰に設置しておくと、水は温まりにくいですので、愛犬も喜んで飲むことでしょう。
季節ごとの飼育(冬)
冬場に強い犬、弱い犬がいますので、それなりの工夫が必要です。ホワイトシェパードのように冬場に強い犬は良いのですが、グレートデンなどの短毛過ぎる子達には、それなりに工夫をしてあげて寒さを防いであげた方が良いでしょう。
ホワイトシェパードは、そこまで寒さ対策は必要ないかと思います。
マイナス何度とかは・・・・、気持ち的にどうにかしてあげたくはなるでしょうから・・・。た夜寝る時は寒さを防ぐような工夫をされてください。
フィラリア予防に
室内のようにあまり蚊が飛んでいなくても、フィラリアの予防薬は定期的に与えますが、特に屋外飼育の場合、しっかりとフィラリアの予防薬を定期的に与えて下さい。予防薬を与えた後、排泄したものを見ると、時々未消化のまま予防薬が排泄されていることもあります。投与後は消化しているかどうか是非確認してみて下さい。
定期的な消毒を
愛犬が行動する場所を定期的に消毒するのをお薦めします。特に寄生虫・細菌・ウィルス系の病気になった時、いくら良くなっても愛犬が行動した場所には、病気の原因となった寄生虫や細菌・ウィルスが生きている可能性が非常に高いため、残留しにくい消毒薬などを用いてしっかりと消毒を行って下さい。
化学的消毒法と物理的消毒法、両方を用いて消毒を行うと安心かと思います。
また、食べ残したものはすぐに処分して、食器は清潔に洗ってください。
台所用中性洗剤を用いて洗い、その後台所用漂白剤に浸けおき、そして薬品をきれいに洗い流して、日光に当たるように乾燥させておけば、まず安心です。
これは複数の消毒法を用いた食器の管理方法です。
ホワイトシェパードと接して
群れでホワイトシェパードを屋外飼育しておりますので、伝染病に気を付けなければならず、その伝染ルートも非常に様々なので、定期的に消毒(ほぼ毎日ですが)し、犬舎内を毎日洗い、常に清潔に保つよう心がけて管理しています。
新しい仲間を入れる際にも、まず病院に行き検診を受け、安全であるか確かめなければなりません。
そうしなければ、万が一感染している子を敷地内に入れてしまうと、それがすべての子に感染し、敷地内は汚染されてしまいます。
感染ルートがはっきりと解っていれば良いのですが、実に様々な方法で感染する恐れがあるため、
散歩中にも注意しております。
当犬舎では日本全国からご見学に来られますので、最悪な時は、ご見学者の衣服が感染ルートとなるケースもありました。
病気で亡くなった子の代わりに・・・。この時は子犬を購入する前、しっかりと原因を確かめ、もし伝染病で亡くしてしまわれたのであれば、必ず家中・衣服を消毒されることをお薦めします。長期にわたって生きながらえるウィルス等が存在しますので、そのウィルスに汚染された物を、新しく家族となった子が口にした場合、再度同じ悲しみを経験しなければならないかもしれません。
私達はすべての子達に毎年必ず予防ワクチン(もちろん狂犬病ワクチンも)を接種しています。
予防ワクチンを接種すれば100%安心かというと、実はそうでもありません。体に抗体が出来ていない場合は感染してしまいます。
しかし、混合ワクチンを接種していれば、全滅を免れることに繋がりますし、とりあえず安心感はあります。
後になって「予防ワクチンを接種していれば」「しっかりと消毒していれば」・・・・。と、悔い悩むよりも、出来るだけのことはしておきたいものです。
その為、体内に寄生虫がいなくても、すべての子に対し定期的に駆除薬の投与を行っています。
実はこれが結構辛いのです・・・。物によってはおやつと勘違いし、取り合いになるからです・・。
ちなみに私達は、食酢・オゾン・パコマ・漂白剤・アルコールなどを用いて複数の消毒を行っております。
病気が発症しないよう防ぐ!これが100%できれば・・・・。いつも考えております・・・。
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