犬を観察する

犬を観察する

観察するということは

【まずは上の画像をご覧下さい】
口を開き、口元はやや上側に軽く引き、舌を出し、目元はゆるみ・・・・。
これは犬がリラックスしている証拠です。二人の子はこの時初めて会った子供たちです。
何事も無いかのようにリラックスしています。
犬を観察するということは、犬の感情が解るようになるということです。
「?どうしてこんな仕草をするの?」と思われると是非調べてみて下さい。必ず何かのメッセージが含まれています。
愛犬の感情が解ると、どう対応して良いか自ずと見えてくるものなのです。
犬の言葉(ボディーランゲージ)を覚えることによって、更に愛犬と心が通じ合うようになります。
愛犬が求めていることが手に取るように解り、そしてその気持ちに対して応えることができるわけですから、愛犬も益々飼い主を信頼します。
犬の言葉とは面白いもので、1つの動作にまったく異なる複数の気持ちが込められています。
例えば【あくび】
犬があくびをする行為には、「緊張」と「リラックス(気持ちよい)」などとまったく異なる意味を持っています。
さすがに【あくび】だけでは、どちらか解りかねますので、今度は別の部位を見ます。
すると、【耳の状態】が違うことに気付きます。「緊張」の場合、耳は後方に倒れています。「リラックス」・「心地よい時」は耳を立て・・・。などと、その時の気持ちを感じ取ることができます。
目の見開き方でも違いがありますので、更に気持ちを解ることができます。
「緊張している」あくびをしたとき、「大丈夫だよ」などと声をかけ、優しく触れてあげたりすれば、愛犬の緊張を和らげる効果もありますし、余りにも「緊張している」あくびを連発するときは、愛犬の右腕側を優しく体に寄せて抱いてあげれば恐怖・緊張を和らげることもできます。そして愛犬の心に余裕ができ、緊張の原因がある場合、じっくりと観察させ、それが「自分に対して危害を加えない」かどうか判断する余裕を与えることもできるようになるのです。
「どうして愛犬の右腕側?」そう思われることでしょう。
これにもちゃんと理由があります。
犬が危険を感じ恐怖で追いつめられた時、壁に右側の部分を押しあてます。他の関連サイトでも記述しておりますが、
実はこの右側がほとんどの犬の利き腕側なのです。この利き腕側を飼い主が包み込むことによって、ある程度落ち着きを取り戻し、そして段々と恐怖を消し去っていく心の余裕を与えることに繋がります。
こうやって観察していくと実に色々な仕草・行動=犬の言葉があることに気付きます。
(但し、犬種によっては、複数のボディーランゲージの欠如があります。)
最近の記事で読んだのですが、ある学者さんが、「尾の振り方にも意味がある」といった感じのことを学会で発表されたらしいのですが、
飼い主が呼ぶと右側に強く尾を振る(だったと思います。)ような事だったのですが、
・・・それって、愛犬を観察していたらすぐに気付くものなのですよ・・・・。
犬が喜びを現す時、決まって利き腕側のほうに強く振ります。
例えば、子供が大好きな犬は、右側に強く尾を振ります。
あまり興味がない人に対しては、挨拶程度の軽い尾の振り方をします。
「尾を振っているから大丈夫と思い、つい触ってしまって噛みつかれた」
尾を振っていからといって安心は出来ません。尾の振り方の質や、体の動かし方・部位を観察しながら、犬の気持ちを読み取っていれば、咬まれることは回避できるのです。
そのようにして、愛犬の仕草や行動・習性を観察してみて下さい。
その意味が解れば、愛犬ともっと親密な関係を持つことができるようになります。

ホワイトシェパードとつきあっていると

ホワイトシェパードを群れで飼育していますので、実に様々な表現方法を学び取ることが出来ます。観察していると飽きることがないくらい多くの言葉を使って犬同士言葉を交わし合っています。
ご見学に来られた折、犬同士が喧嘩しているように思われるかもしれない行動を取ることがあります。
1頭の子がとにかく興奮すると、リーダーの子にじゃれに行くのです。
低めのうなり声をリーダーが発しながらお互いバタバタと楽しそうに遊んでいますが、知らない方が見られると、喧嘩をしていると思われるかもしれないくらい元気良く遊び回るのです。(中にはご見学者さんに可愛がられているのを見て、やきもちを焼いて怒り出す子もいますが・・。)
その時よく見て下さい。必ず歯をむき出しにはしていません。唇(?)で歯を隠すようにしてじゃれ合っています。
首や前肢・口に軽く噛みつくような動作をくり返して遊んでいます。
また、遊んでいる時の低いうなり声も、怒っている時の低いうなり声も異なっています。
怒っている時は、歯をむき出しにしていますので、すぐに解ります。鼻から眉間にかけてシワを寄せ歯をむき出しにしていますので。
それと、リーダーが腹を上にして相手を誘っている事もあります。
短く鼻声を出しながら腹を見せ、いつもだったら飛びかかってくる子に対して遊ぼう(じゃれ合う)と伝えているのです。
見ているとまったく飽きません。意味が解っていると犬の行動ってとっても面白いものです。

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