大型犬の散歩のさせ方

大型犬の散歩のさせ方

散歩時にはどちらに立たせるのか

散歩させる時の基本は飼い主の左側です。
左側に立たせるということは、実は愛犬の心理的な行動にも関係してくるのです。
愛犬が【恐怖】【不安】を感じた時、右腕側を壁や地面に添わせます。
ほとんどの犬の利き腕が右側なのです。ですから飼い主に呼ばれた時、右側に力強く尾を振り、喜びを伝えるのです。
散歩時に恐怖・不安を感じると飼い主の側に寄ります。そのとき、飼い主が愛犬の利き腕側に立っていると、すぐに愛犬は飼い主に体を寄せることが出来ます。
道を歩いている時、愛犬の左側がガードレールや塀などがくるようにし、飼い主と構造物の間に愛犬を立たせるような散歩コースを選んであげると良いでしょう。
また、飼い主の右側は車や人が通行することができるようにしておけば、散歩時に怖がる愛犬は、不安・恐怖から少しでも遠ざけることができます。
散歩をしているときは、「飼い主が愛犬を守る」ような気持ちで、愛犬と接して下さい。

散歩時の愛犬の姿勢

散歩時に愛犬は匂いを嗅ぐ為、頭を低くします。その為、興味を持つと引っ張ったり立ち止まったりするのです。
そこで、頭を上げさせ飼い主に注意を引くように声をかけながら散歩させて下さい。
常に頭をあげた状態で、飼い主の歩くスピードに従うようなクセを付けると、楽な散歩が出来ます。
道に排泄物が落ちていて、それがウィルスや細菌などの病気の感染ルートにもなりかねません。
また農道を散歩コースとして選んでいる方は、犬の生理現象でイネ科の草を食べたりしますので、その草に農薬が散布もしくは残留している可能性もありますし、ノミ・ダニが付着することも考えられます。
ですので顔を上げ、散歩方向を見るように、また飼い主に常に意識させるような散歩のさせ方をするよう心がけて下さい。
散歩時は短いリードを使うと、させやすいかと思います。

散歩をしていたら犬に出会った・・・。

散歩をさせている犬と出会った場合、おそらく「寄ろう」としたり、「立ち止まる」「怯える」・・このような行動をとる子がいます。
まずは飼い主が落ち着いて、「はい、いくよ」「大丈夫」などと声をかけながらリードで合図を送るように軽く引き、散歩中の犬から飼い主のほうへ意識させるようにしてください。
ここで、飼い主が【不安】になったりすると、愛犬も飼い主の微妙な仕草・声などから【不安】を感じ取ります。
犬は飼い主の気持ちを読み取ることが出来る賢い生き物なのです。
ですから常に堂々と落ち着いた気持ちで一緒に散歩を楽しんで下さい。

ホワイトシェパードと過ごしていて

上下関係・信頼関係で結びついている愛犬は、飼い主の注意に、不安・警戒・恐怖を感じながらも、しっかりと我慢します。
その健気な仕草・行動がさらに愛情を持ってしまうことでしょう。
散歩中は常に飼い主を意識するように声をかけながら、合図を送りながら行いますので、愛犬達も自然と私に意識して散歩しています。
私の歩き方にも注意を配り、動きを変えるだけで愛犬達は私を見て確認をしています。
その様な時、うまく行動出来たら、「はい、よーし」と優しく声をかけてあげます。
犬は寝ていても、飼い主の動きに反応し、必ず飼い主の動きを観察し確認しています。
信頼している子達は、必ず飼い主の目を見る【アイコンタクト】をとってきます。
ですから遊びの中でも命令する時は必ず愛犬の目を見ながらアイコンタクトを取って下さい。
これは上下関係を築くためにも欠かせない方法です。
私達は毎日ホワイトシェパードの群れと過ごしています。おそらく他の誰よりも側にいることが多いことでしょう。
2頭だったら倍の時間、3頭だったら3倍の時間、10頭だったら10倍の時間の経験ができ、一般の方よりも(飼育されている頭数が1頭か2頭くらいでしょうから)ホワイトシェパードと一緒にいることになります。
ですからそれだけ色々なことが観察でます。
こうやってサイトを作成している時も、1・2頭は必ず後ろで寝ています。
部屋の造りで右側を下にすることもありますが、この子達は右・左側関係なくリラックスして寝ています。安心しきっているのです。
私達が注意したり、【不安・恐怖】を感じた時、必ずといって良いほど、壁に右側の体をぴったり付けてくるのです。
私が注意した場合、視線をしっかりと合わせようとせず、私の様子を確認するように「チラッ」と私の目を見てくるのです。
つまり私と視線を合わせようとしません。上を向くようにして私を見ようとしません。
これを犬の言葉で言うと、「あなたが私よりもリーダー(上の立場)なのです。」と、不安気味の服従の合図を送ってくるのです。
私の所にいるソニックという男の子は、群れの中でも上位の立場にいる子で、最も自信に満ちあふれていますが、
ドッグランなどで、吠えかかってきたり攻撃をしかけてくる自分よりも小さな小型犬・中型犬、それに大型犬の女の子に対しては、
尾を高く上げ低くうなり声をあげながらも、相手するようなことはせず、相手から視線をそらし、チラッと様子を伺っています。
「面倒は起こしたくないんだ」と相手に投げかけているのですが、言葉を知らない子達は向かってくるのです。
それでもじっと耐えるような子なのです・・・・。ですからその様な場合があったとしても、私は安心して笑っていられるのです。
相手の飼い主は、驚いて愛犬を抱きかかえますが、そんな子の飼い主に限って、「すみません」の一言がでないのです。
「言葉を知らない子ですみません」そういった意識もなく、
ただ、「危ないから近寄っちゃダメ」と・・・・。
ずいぶん馴れはしましたが、言われてあまり気持ちの良いものではありません。
内心(どちらが危ない子なんだ?)そう思ってしまいます。
大型犬に対してそのような感覚を持っていらっしゃるのでしょう。
ですから散歩時、前方から散歩している犬が来た際、相手の視線を避けるように飼い主の方へ意識させるように言葉をかけて散歩して下さい。

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