大型犬と飼い主の信頼関係

大型犬の種類

間違った信頼関係

飼い主に依存してしまう
散歩中、リードをポールなどに繋いで離れてみて下さい。
「ヒンヒンヒン」や「ウォンウォン」などといった鳴き方をしませんか?
また、ドッグラン・公園などに行って、リードを外しても飼い主の側から離れず、ずっと足下につきまとわってたり・・・。
これは「恐怖」「不安」で気持ちが落ち着かないときに発する声で、「飼い主が自分の元から離れていく」恐怖心・不安感でいっぱいになった愛犬がとる行動です。
飼い主に対して依存してしまった愛犬は、なかなか良くならないのですが、じっくりとその場の環境に順応させていくしか方法はありません。
最初だけ「ウォンウォン」といった要求吠えをして、すぐに大人しくなる場合、軽度の依存症ですが、
飼い主が側まで来て抱きしめてあげるまで、ずっと吠えている場合、かなり重症です。
飼い主から離れることを嫌い、いつまでも泣き続ける犬は、
比較的恵まれた環境で育ち、飼い主に対して強い愛着を持つ犬に見られる【分離不安】という症状です。
独りぼっちで留守番させていると、「不安」のため、イスやドアなど家の中の物を壊す傾向が見られ、
中には決まった場所で排泄しないこともあります。
家に帰ってきて、独りぼっちにさせた飼い主に対しての嫌がらせではありません。
精神的なものが発達していない可能性もあります。
このような子達をケージに閉じこめ外出すると、更に不安を煽りますので、できれば止めておいたほうが宜しいでしょう。
飼い主の極度なかわいがり方を止め、精神の発達を犬自身で行わなければなりません。
例えば、愛犬を家の中に置いたまま、玄関の外に出て、すぐに戻るといった動作を行いながら徐々に馴らしていく必要があります。
玄関の外に出る前、長時間食べることが出来る硬いおやつを与え、出る・戻るの間隔を徐々に開けていき、繰り返し行ってみてください。治療する薬もあるのですが、できれば薬によってではなく、飼い主は接し方を学び、愛犬は人間社会を学びながら、お互いに成長していくことが大切だと考えております。
愛犬の鳴き声(要求吠え)が聞こえたら、すぐに飛んでいく・・・・そのような生活をされてはいないでしょうか?
【愛着】と【愛情】はまったく別物です。【物】として愛着するのではなく、【心】からの愛情をもって接して下さい。
要求吠えに対しては、ダメなときは、「ダメ!」と、厳しく接していってください。

本当の信頼関係とは。

例えば飼い主がちょっと買い物に出かけて、お店の前のポールなどにリードを結んで離れても、愛犬は何時間もじっと待ち続ける。
愛犬は「不安」を抱きながらも、飼い主が戻ってくるのをじっと待つような子に育てなければなりません。
信頼関係を築くには、飼い主・愛犬共に、精神的に成長しなければならず、飼い主は愛犬に対しての【極度な愛着によって生まれる愛情】(甘やかし)を【正しい愛情】(優しさ)に、愛犬は、【飼い主に対しての極度な愛着】(甘え)を、正しい【愛情】として、認識できる子に育っていくことが重要です。
問題行動を取る愛犬というのは、精神的に発達していないようです。その原因は、どうやら飼い主側にもあるようです。
【愛着】と【愛情】を勘違いせず、愛犬と付き合ってみて下さい。

ホワイトシェパードと私

以前、私の愛する子ナイスレディが子犬を生んで間もなくして亡くなってしまいました。
私は後悔と哀しみから、【ペットロス症候群】になってしまいました。
生まれた子犬の中で最もよく似た女の子をナイスの哀しみを紛らわせる為に、ずっと側に置いて、異常なほど可愛がったのです。
実はそれが甘やかしだったのです。その子を側から離さず、特別に可愛がっていた(これが愛着というものです)為、それがその子に伝わり、私に対してすべてを【依存】するようになったのです。
【分離不安】という症状です。
これは知能が高い為に起こる心の病気です。その原因が、私の「心の病気ペットロス症候群」だったのです。
ようやくペットロスを克服し、そしてその子に対しての接し方も変わり、あんなに人を寄せ付けなかった子が、今では自分から他人に寄っていくようになったのです。
そういったことがあり、私達は犬に対しての接し方を詳しく説明するために、いくつもの情報サイトを開設することになったのです。
繁殖→販売が国内の主な流れです。しかしそれでは販売する側にとって責任があまりにもなさすぎるのです。
つまり、欠陥商品を販売していることと何ら変わりはありません。(言い方は悪いのですが)
ですので、繁殖→販売→一生涯のサポートに取り組んでいます。
それによって優良な子を飼い主様と育て上げていけるのです。
ですが、それにはお客様のご理解と努力が必要になります。
「もうこのままでいいや」と諦めず、心身共に成長した子になるようたとえ何年かかっても一緒に努力していきませんか?
私ができたのですから、どなただってできるのです。
私達飼い主の、ほんのちょっとした心の成長によって、愛犬も必ず応えてくれます。
ペットとしての犬は、「優良」が「血統」として間違った定義をしているような気がしてなりません。
本当の「優良」とは、「心の成長がしっかりとできた子」なのです。
どんな子だって「優良」に育つのです。例え雑種であっても「優良」な子は「優良」なのです。

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